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順明寺について

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順明寺の歴史

順明寺の開基と云われる昭意坊源海法印 順明和尚は、俗名を多田源八郎仲貞といい、建保5年(1217年)、31歳にして常陸国稲田にて親鸞聖人の弟子となり、出家得度して大和国十市郡新賀庄に堂宇を建立。開墓の名前をとって、順明寺と言います。

その後、第7世光西は当初、佛光寺性善上人の弟子となりますが、経豪上人の教えに随い、河内出口の里にて蓮如上人弟子となり、六字(南無阿弥陀仏)の名号を賜り、改めて順明寺了西と法名を賜りました。
寛永3(1626)に、第10世了恵が橿原市今井町(現在地)に移したと伝えられています。

以後、寛文年間(1661年~1673年)頃より次第に寺は衰退しますが、第14世隆元は、延宝8年(1680年)に寺の再興をはかり、中興の祖と云われています。

明治24年(1891年)11月には、英昭皇太后が畝傍御陵参拝の際、当寺に宿泊され、上段の間を付設したその御在所も現存しています。

当初、当寺は興正寺派でしたが、本願寺第21代門主 明如上人の時に本願寺派に転派し、その時、明如上人より「紫雲閣」の御染筆を賜りました。

本堂は、江戸時代初期の大規模な建物(単層入母屋造り・桁行梁行各十間)でしたが、昭和47年(1972年)の解体修理の際、規模を縮小して改築しました。
また表門は、寛永15年(1638年)の建物とみられ、扉以外はすべて建立当初の材料を残している貴重な門であり、橿原市の文化財に指定されています。
その他、鐘楼・庫裡・客殿も広い境内にあり、寺観を整えています。

800年以上の歴史を持つ順明寺。通称、北御堂(きたみどう)、北の御堂さんとも呼ばれています。
本堂へと続く正門では、季節ごとに色彩豊かな花が咲き誇ります。
春になると桜が満開であり、近年は多くの観光客のみなさまにお参りにきていただける場所となっております。

親鸞聖人の教えを受け継ぐ

阿弥陀如来の慈悲深さ、温もりを感じられる「心の拠り所」として、定例仏事はもちろん様々なイベントを開催し、みなさまをお待ちしております。
「心をあったかくすること」をモットーに、何も用事がなくても気軽に来ていただけるそんなお寺でありたいと考えています。

伝統建造物保存地区 今井町

順明寺は奈良県橿原市今井町にあります。今井町はかつて「大和の金は今井に七分」と謳われるほど、江戸時代に繁栄を極めた町の一つです。趣深い江戸の町並みが大切に保存されており、約500棟という伝統建造物の数は全国で最も多く、平成5年(1993年)には国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。
江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえる観光地としても非常に人気の今井町。順明寺にお越しの際には今井町の町並みを是非お楽しみくださいませ。

順明寺の仏事について

順明寺では、門信徒のお宅やお寺などでご仏事や儀式をお勤めさせていただいております。
ご仏事には以下のようなものがあります。
葬儀・中陰、年忌、祥月、月忌(逮夜)、報恩講、初参式、結婚式、お盆、お彼岸、入仏式・遷仏式、建碑式・遷碑式、上棟式
ご仏事や儀式について、ご質問やご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

順明寺の法要・行事について

順明寺の主な行事をご紹介します。どなたでもご自由にお参りいただいて構いません。
詳細についてはお知らせのページをご覧ください。

年間行事

1月1日 午前0時 元旦会
3月下旬 午後2時~4時 春季彼岸会
4月28日 午後2時~4時 報恩講法要
8月1日~10日 毎朝6時半~ ラジオ体操
9月下旬 午後2時~4時 秋季彼岸会
12月31日 午後11時半~ 除夜会・除夜の鐘つき


報恩講法要について

報恩講とは浄土真宗で一番大切な法要で、恩に報いる講(集まり)と書きます。阿弥陀如来のお救いを伝えてくださった親鸞聖人(浄土真宗の宗祖)のご苦労を偲び、そのご恩に報いる法要です。

仏教婦人会
毎月12日午後1時半より例会を開き、活動報告や法話を行います。

その他のイベント
様々なイベントも開催しておりますので、お問い合わせくださればご案内申しあげます。
また、ご法事やご葬儀の会場としても承ります。お寺でのご法事やご葬儀をご希望の方は、お問い合わせください。

お問い合わせ

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お問い合わせは、お気軽に

日々のお参り、ご法事やご葬儀などのご仏事について、
お電話か下記メールフォームより受け付けております。
ご質問・ご相談など、何でもお気軽にお問い合わせください。

浄土真宗本願寺派 天燈山 紫雲閣 順明寺
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